自分自身を好きになること、これが1番大切なことです。

自分が好きな人は、他人からも好かれ、ご縁も広がっていくのです。

逆に「自分が好きではない」「自分はだめだ」と自分と対立していると他人とも対立して、いいご縁にも恵まれなくなってしまいます。

「鏡の法則」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか？

自分の「ここが嫌いだ」と思ってると、その嫌いな部分が他の人に見えてしまい、その人のことも嫌いになってしまう。

だらしがない自分が嫌いな人は、だらしがない人を見ると、とてもイライラしてしまう。

子供の時に「行動が遅い」と言われ、そんな自分が嫌いになった人は、行動が遅いと思う人を見ると腹が立ってしまう。

「確かにそうえいば…」と思うことはありませんか？

自分の「この部分が嫌いだ」とコンプレックスを持っていると、その言葉を言った人に対してネガティブな感情をもってしまうのです。

例えば、あなたが「背が低いこと」にコンプレックスをもっているとします。

そして、他人から「背が低いね」と言われると、言った人に対して「なんて失礼な人なんだ」と腹が立ち、対立の感情がでてきます。

でもそれを言った人は、あなたを批判したり、バカにしたつもりはなく、ただそう思ったから言っただけかもしれません。

もしかしたら「背が低くて可愛いですね」と褒めたつもりかもしれません。

でも、背が低いことにコンプレックスがあると、見下された（バカにされた）と思ってしまうのです。

自分のことが好きではない人は、自分に自信が持てないので、誰かを基準にして自分の価値を図ろうとしてしまうのです。

だから、他の人から認めて欲しいと思ってしまうのです。

そのために自分の価値をアピールしたり、反対に力のないふりをして、自分に構ってもらおうとしてしまうのです。

自分のことが好きな人は、いい意味で、他人に興味がなくなります。

それは、自分と同じように、「他人を尊重できている」ということです。

自分のことが好きな人は、自分の心が満たされているので、誰かに褒めて欲しい、認めて欲しいと思うことがありません。

ですので、人を批判したり比較して判断することもなくなります。

自分が好きでいる人は自分に自信があります。

自信があると、どんなことも受け入れることができます。

受け入れることができるということは尊敬と感謝の気持ちを持てるということです。

まずは、自分の心を満たすことに意識を向けてみてください。

自分が何をすると自分が楽しいのか、嬉しいのか？

自分の心を満たすことができれば、自分のことが好きになります。

自分のことが好きになれば、新たに出会う人も変わってきます。

そして、周りにいる人のあなたに対する反応（かけてくる言葉や態度）も変わります。